21.4.29 尊敬する夫婦
私には、尊敬する夫婦がいます。
最近まではそうは思わなかったのですが、実はこの夫婦、すごい人達なんだということに気づかされました。
何がすごいかって?
このご夫婦、何があっても、いつも「普通」なんです。
長い人生の中で、つらいことや、苦しいことや、どうしようもないことや、それこそ先の見えないことがあったりするわけですが、どんなことが起きても、それでも普通であり続けたんですよ。
これって、実はやろうと思ってできることじゃない。
どんな状況におかれても、それでも「普通」を維持し続ける。
最初から普通でない環境にありながらも、ですよ。
普通だからこそ、特別なことなんて何もないわけです。
でも、普通であることそのものが、まるで特別なことのように感じられてくるんですよね。
本当に特別なことって、もしかしたら究極の普通であることなのかもしれませんね。
まあこれって、私自身が全く普通でなかったから感じられたことでもありますけどね(笑)
でも、この夫婦は、全く普通でない私ですらも、「自分たちの普通」のなかに組み込んでしまっているわけです。
そうです。
この夫婦とは、私の両親のことですね。
端から見ても、実際には普通ではない家族。
でもそれを普通に感じさせてしまう、二人の力。
今になって、両親のすごさにびっくりして、感動してしまいました。
今度里帰りしたら、両親に伝えてみますかねぇ。
こんな普通でない私を、ずっと守って、愛して、支えてくれてありがとう。
ってね。