エナジーヴァンパイアについて
憎まれっ子世に憚る
ということわざがあります。
意味は「人から憎まれるような者ほど、逆に世間では幅をきかせるものであるということ。」(故事ことわざ辞典より)となります。
実は、「人から憎まれる」エネルギーを自分のエネルギーに変えられる人がいます。
このようなタイプの人は、人に嫌われれば嫌われるほど、より成功へと近づいていくわけです。
言い換えれば、相手を憎めば憎むほど、相手にエネルギーを供給してしまう、ということになります。
これは恨んでも同じですね。
一方では、ただ相手に自分のことを思い出させるだけで、エネルギーを奪う人もいます。
どちらも、良きにつけあしきにつけ「自分に意識を向けさせる」ことで、相手のエネルギーを奪うわけです。
このような人たちのことを「エネルギーバンパイア」と呼びます。
エネルギーバンパイアは、誰もがなる可能性を持っています。
無自覚の欲求が相手のエネルギーを無意識に奪っていく。
奪った側は当然満たされますから気分がいいですが、奪われた側はどんどん疲弊していきます。
自覚して与えたり奪ったりしている分には、対応は可能なのですが、無自覚というのがこれまた大変なんです。
自覚がないので、本人は自分のことを正しいと思っていますし、もしかしたら自分は良い事をしている、と思っている場合だってあります。
でも、実際には相手からエネルギーを奪い、自覚のない自分の欲求を満たしているにすぎないわけです。
この他にも、自分の汚れたエネルギーと相手のクリーンなエネルギーを、ごっそり交換するエネルギーバンパイアもいます。
全体の量が変わらないので、奪われた側は気が付きにくいんですよね。
でも、いつの間にか自分のエネルギーが汚れてしまっているので、再びクリーンにするのにかなりの負担を強いられます。
まあ奪われている側も、奪われている自覚がなければ、垂れ流しているのと同じなんですけどね。
私の知り合いで、とある社長の仕事のお手伝いをしていたのですが、それこそ24時間フル稼働でサポートをして、しかも無自覚にエネルギーを奪われ続け、結果その社長は、知り合いからエネルギーがもらえないとわかると、さっさと解雇しちゃいました。
社長は奪ったエネルギーでどんどん事業を大きくし、奪われた知り合いは、数か月間働けない状態が続きました。
というか今でも続いています。
簡単にいうと、こき使った挙句使えなくなったから首を切った。
こんな人間には、本当にかかわらないのが一番です。
ただ、こんな人間が家族の場合もあります。
この場合は最悪ですよね。
関わらないようにするのは無理ですし、関係を断ち切ることもできませんからね。
もう一つたちが悪いのは、カウンセラーやヒーラーさんがエネルギーバンパイアのケースです。
これもシャレになりません(笑)
そうならないように、私自身気を付けているわけですが、そこは人間ですから、親しい家族などにはやってしまうこともあります。
問題は、自覚がないことと、どこまで許容できるか、ということ。
許容できる範囲内であれば、特に問題にはならないですし、自覚があれば、防御策も取れますからね。
それぞれのケースに応じて、いろいろな防御法や対処法があります。
それらは優秀なカウンセラー、ヒーラーであれば皆知っていますので、そのあたりはどんどん聞いてみてください。
詳しく聞きたい方は、私のカウンセリングかセミナーへ、ぜひご参加くださいね。