こころをま~るくする
和をもって尊しとなす
という言葉がありますよね。
大雑把に訳せば、みんな仲良く、という意味でいいと思います(笑)
日本人は和を尊ぶ民族です。
ただ、それは時に「皆同じでなければいけない」みたいな解釈をしている時があって、自分と違うものを受け入れなかったり、時には攻撃したりして排除しようとする、すごく閉鎖的な意味になってしまうときもあると感じます。
皆で力を合わせて、助け合うというのが本当の意味だと感じるわけですが、先日ネットの記事かなんかを読んで、そこでこの言葉にもう一つ意味があるように感じたんですよ。
人に対して友好的で、信頼関係を築くこと。
結果としてそれが助け合いの精神になったり、誰かに手を差しのべることになったりするのかなぁ、と感じるわけですよ。
人に対して友好的であること
そして、信頼関係を築くこと。
これは、自分自身が心を閉ざしていてはできないことです。
自分自身が心を開示して、それが行動や態度に反映されて、その延長上に友好的な気持ちや、信頼関係が構築されていくのかな、という感じがするわけです。
ただ、言葉でこうして書く以上に、自分を開示するって、勇気のいることなんですよね。
なぜなら、心を開示するということは、それだけ傷つきやすい状態になるわけですし、裏切られた時のダメージは大きいわけです。
それでも、相手に対して心を開くことができるのか、ということを、試されてしまうわけですよ。
それは才能や実績、実力と関係なく、ただただ地道に努力を重ねていく工程なのでしょうね。
「和」という言葉。
それはこころをま~るくすることで、周りを受け入れていく力のことかもしれませんね。