あなたは4分半に耐えられますか?(怒りとけんかのコミュニケーション)

ネット記事に

「人間の怒りのピークは約4分半―この時間を耐えろ2014年11月24日(月) マイナビウーマン」

という記事がありました。

怒りのことなら任せてください!

私の専門分野の一つです(笑)

まあパートナーとのけんかを想定していただければわかりと思いますが、4分半で収まりますか?

ほとんど収まらないのではないでしょうか?

おそらくこれは、一つの怒りに対して向けられる「怒りの瞬発力」みたいなものと私は感じています。

私なんて元嫁と最長36時間けんか(我が家では討論会といいました)をしましたからね。

では、なぜ4分半ではないのでしょう。

多くの場合、両方が怒ってしまって、俗にいう「火に油」になるからです。

それなら時間が長引くのはわかりますよね。

では、一方的に怒られたり責められたりしているときはどうなのでしょう。

やはり4分半でおさまるでしょうか?

あまりおさまらないのではないでしょうか。

この場合、怒っている人は相手が反論しないことをいいことに、その他のすべての怒りを全部たたきつけようとしますからね。

つまり、途中から八つ当たりの時間に変わるわけです。

パートナーでも同じです。

確かに最初のけんかはささいなものかもしれません。

それだけなら4分半もかからないわけですよ。

でも、だんだん話が過去の我慢していたいきさつや、以前の問題をお互いが出してきて、どんどんヒートアップしていくわけです。

4分半で怒りが収まる場合、それは小さな子供とか、本当に怒りの原因がお互いに明確になっているときで、そうでない時はなかなかおさまりがつかなくて大変だと思います。

まあ誰にも八つ当たりせずに本気で怒れば、大体4分くらいで終わるのも事実です。

怒られる側からすれば、途中から八つ当たりが含まれていたりしますが、最初に怒られた時点で「申し訳ない」という気持ちが出てしまいますから、そのあとの八つ当たりに気が付かないんですよね。

なので、結局全部私のせいになってしまう。

感情を持続させるには、ものすごいエネルギーと理由が必要なんですよね。

それは怒りに限らず、ポジティブな感情も同じです。

まあ、それだけ感情をため込んでいる証拠でもあるということですね。

決していいことではありませんけどね。

皆さんも注意してみてください。

自分の感情を持続させるのに「どんな理由」を使っているのか。

そして、怒りが「八つ当たり」に変わっていないかどうか、ね。

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