推薦状と信用状②〜本物の信用状〜
前回の続きになります。
「良い信用状」を持っている人は、実はある特典があるというお話です。
それは、必ず誰かが理解してくれている、ということです。
人生の中でどれだけつらくても、どれだけ孤立していても、「良い信用状」は、自分が努力した分だけ、ちゃんと周りには伝わっているわけです。
まあ、それを悪用している人がいるから、損をするわけでもありますけどね(笑)
実は、他人の信用を得る、というのは、なかなかに大変なことです。
何かを頼もうと思っても、この人には頼めない、と思われてしまうと、これは信用がないわけですよ。
例えば、時間にルーズな人は、時間に関しての信用がないわけですから、大事な待ち合わせとかでは、全く信用されないわけです。
時間厳守の仕事を任せたりはできないですよね。
また、人の信用を裏切る行為は、時として相手を傷つけてしまいます。
「信じていたのに!」
なんてセリフ、ドラマなどでもよくありますよね。
自分がどのような人を信用するのか。
それは人によって違います。
やさしくしてくれたら信用するかもしれませんし、あめちゃん一つくれただけでも、信用するかもしれません。
逆に、今まで信用していても、たった一度遅刻しただけで、信用を無くしてしまうかもしれません。
信用というのは、その人の主観で決まってしまいますからね。
100人いて、100人から信用を得ることはできないでしょうね。
でも、一人でも自分を信用してくれる人がいるのであれば、地道に努力することは無駄ではないかもしれません。
信用は、自分がしてきたことの結果にすぎないわけですからね。
信用を得るためにどうするか、ではなく、ただまじめに、実直に、自分のすべきことをする。
その結果「信用状」が付いてくるわけです。
誰かのよい信用状を持っていること。
実はこれも大切なことなんですよね。
相手の良さがわかること自体、それだけで目利きなわけですからね。
自分が良い信用状を持つことも、誰かの信用状をたくさん持つことも、人生というプロセスを進める上では、とても大切なことかもしれません。
自分に何かピンチが起きたとき、子の信用状は、必ず役に立ちますからね。
良い信用状をたくさん発行して、良い信用状をたくさん手に入れてくださいね。