信頼から来る依存
先日、10年のお付き合いのなるクライアントさんと話をしていて、こんな話になりました。
私、昔から成長ないですよねぇ。
そんなことはないんですよ。
結果として、幸せの道半ばかもしれないわけですが、昔と今とでは、同じ状況のように見えても、違いはちゃんとあるわけです。
クライアントさん曰く
私はすごく依存してしまう。
というわけですが、実際お話を聞かせていただいて、私は同じ依存でも、随分と質が変わった感じがしたわけです。
それは、
欲求からくる依存と信頼からくる依存
と私は表現しました。
同じ依存であっても、この二つの依存は全く違うものになります。
わかりやすく例えますと、欲求からくる依存は
ちょうだい、ちょうだい
なんですよね。
信頼からくる依存は
あなたに委ねます
なんですよ。
わかりやすいでしょ。
「依存」という言葉でひとくくりにしてしまうと、二つとも全く同じ依存なのですが、こうして言葉にしてみると、全く違うのが皆様でもわかると思います。
これは依存にかかわらず、「信頼」がカギになっているんですよね。
相手を信頼する
ことではありませんよ(笑)
自分が信頼できる
ことなんです。
自分のこころに疑いを持った時、人は不安を感じます。
すると、信頼は不安を解消するために、欲求へと変わるわけです。
さて、皆さんは、自分を信頼していますでしょうか?
もしできていないな、と感じていたら、大丈夫です。
できていないほうが普通ですからね。
できていない自覚がある人は、ちゃんと自分でどうにかできる人ですからね。
一番危険なのは
自分に自信がある
人と
自分が嫌い
な人です。
自信は信頼とはちょっと違いますからね。
自分が嫌いな人は言わずもがな、ですよね(笑)
皆さんも、信頼からくる依存をしてみてくださいね。