「なんで自分ばかり」と思う心理①
なんで私ばっかり
なんて思うことって、ありませんか?
人生いい時もあれば、悪い時もあります。
で、悪いことが長く続いたり、つらいことがたびたび怒ったりすると、ついこう思ってしまうことって、あるわけです。
思うこと自体に問題はありません。
そう思いたくなる時だってありますからね。
でも、「なんで私ばかり」と思うだけでなく、それを誰かのせいにしたり、報復したり、そのことを理由に怠惰にふるまったり、なんてことはよくないわけです。
なんで自分ばかりがこんな思いをするのだろう。
そう思うときって、ある二つのことが心の中で起きています。
一つは、比較。
なんで自分ばかりが、と思っているときって、必ず誰かと、何かと比較しています。
それが人なのか、昔の幸せだったころの自分何かはわかりませんが、その比較によって、相手よりも、昔の自分よりも不幸な自分だと、自分の心の中で認識しているわけです。
もう一つは、孤独です。
なんで自分ばかりが、と思っているときって、自分の殻に閉じこもっているときが多いんですよね。
言葉自体が愚痴のレベルで、酒の席で出てくる程度なら問題はないわけです。
が、どこかで周りと自分とのつながりを遮断して、比較する対照を今の自分よりも良いものだけに限定し、そして自分が世界で一番つらいんだ、と自分自身に思い込ませていく。
なんで自分ばかり
と考えてしまう状況は、柔軟な思考を奪い、本来自分がすべきことから目をそらし、逃げている自分を正当化する言葉なのかもしれません。
ただし、例外もあります。
それは、自分ではどうしようもない状況の中で感じる場合。
もっとわかりやすく言うのであれば、虐待やDVなどですね。
こればっかりは、自分の力だけではどうしようもありません阿kら、誰かの力を借りないと、本当にどうしようもないわけです。
なんで自分ばかり
そう感じたときは、一度自分を客観的に見る時間と視野が必要なのでしょうね。
上には上がいる
という言葉があるように
下には下がいる
というのも事実です。
なんで自分ばかり、と考えてしまったら、そこから抜け出すために、全力を尽くしてみてくださいね。