2021.9.1 父の容態
さて、少しでも元の生活に戻れるように、病院でリハビリをしていた父・・・のはずでしたが、月末に母に電話をして聞いてみたら、なんと父は認知症になってしまっていて、リハビリすらまともにでいない状態で、リハビリ中止とあいなってしまったわけです。
要するに、自力で食事が取れるようになるためのリハビリはしていたのですが、敗血症に併発した脳溢血についてのリハビリは全くしていなかった、ということのようですね。
より良い状態になるようにリハビリ病院に入院したのに、より悪くなって病院を追い出されるわけです。
まあ家族が誰一人として面会すらできない状態ですから、致し方ないとはいえ、家族の同意もなしに勝手に胃瘻までしてリハビリに臨んだわけですから、認知症にならないだけのリハビリもして欲しかったとは家族の思いですね。
何よりもこの件では、母親がかなり来てましてねぇ。
私が早く病人に連れて行ったから、中途半端に死ねなくて、結果今のようにお父さんを苦しめている。
と自分を責める始末です。
人それぞれいろいろな考え方があるとは思いますが、正直家族全員が父の死を受け入れていて、心の準備も済ませていたんですね。
それが意識を取り戻して、かなり回復した状態になったわけですから、本人が生きたいと願うのであればと家族が納得したわけです。
で、その結果がこれですよ。
私の家族は、全員が医療ミスに遭遇しております。
今回は医療ミスではないのですが、コロナと病院の治療方針ミスだと感じております。
現在、終末医療の病院を探している最中です。
あとは父にわずかな余生を楽に過ごして欲しいのと、母の心のケアに全力を注ぐことになるでしょう。
本当、コロナって最悪ですよ。
今回の父は間接的にコロナの影響で死を迎えるようなものですからね。
自分に影響がなければ何をしてもいい。
そんなことはないんですよ。
回り回って、必ず自分にも影響がやってきます。
皆様も体調には、ほんとうにお気をつけくださいね。