2021.5.16 未来の自分を信頼してみよう
私は小さい頃、非常に偏食が激しく、食べられないものがたくさんありました。
その中でも、なす、なんきん、なっとうがとにかく嫌いで、おかんが食卓にだしてくれても絶対に食べなかったわがままながきんちょでした。
二十歳頃はもっとひどくて、キノコ類、貝類、野菜類も嫌いで、すっごく偏った食生活をしていました。
ところが、それが40を過ぎた頃から変わってきたんですよね。
それは嫁の努力によるものなのか、それとも私がじじむさくなったせいなのかはわかりませんが、昔嫌いで食べられなかったものが、最近なぜか食べられるんですよねぇ。
しかも、おいしく感じるんですよ。
つい最近も、昔は全く食べれなかった牡蠣を嫁が買ってきて、夕食に食べたらおいしかったんですよね。
昔食べたときはすっごくまずく感じて戻したこともあったのに、ああ、味の好みって変わるんだな、と実感しました。
もちろん、15年前は自分が牡蠣を食べるなんて想像もしていませんでした。
でも、未来ってそんなものなのかもしれません。
今の自分が未来を想像したとき、「絶対あり得ない」と思うことは誰にでもよくあることです。
しかし、未来のことは誰にもわからないし、何も決まっていないんですよね。
今は正しいと思っていることでも、未来では違うといえるようになるかもしれないし、今は間違いだといえることでも、未来は正しかったといえるようになるかもしれません。
今の自分では力不足でだめでも、10年後は力をつけてできるようになっているかもしれません。
今の自分ではわからなくても、未来の自分は答えを出しているかもしれません。
今はできなくてもいい。
未来の自分ができるようになれればいいんだから。
そんな、未来の自分を信頼してみるのもいいかもしれませんね。