2021.2.7 一生勉強
先日、久しぶりに元素周期律表を見てたんです。
学生のころは、これを全部覚えていたよなぁ、とか思いながら、今どれくらい覚えているかなぁ、と、一つずつ見てたんですよ。
そしたら、元素番号88番くらいまではまあだいたいわかるのですが、そのあと覚えてなかったわけです。
やっぱ、普段使わない元素は覚えてないよなぁ。
などと思いながら、ぼ~っと表を見ていたら、ふとあることに気が付いたんです。
あれ、元素番号が118まであるぞ。
よ~くみなおしてみたら、103番のローレンシウムのあとに、ずらっと元素が並んでいるではありませんか!
そりゃあ覚えてないはずです。
私が学んでいた当時はなかったですからね。
で、調べてみたら、番号113番、115番117番、118番は、2016年に追加されたんだとか。
ほんと、ごく最近なんですねぇ。
なかでも、113番のニホニウムは、日本の研究所で発見された元素らしく、だからニホニウムなんだと納得しました。
ま、こんな豆知識、学生か専門家か、ただのマニアしか興味のない話ですけどね。
私たちが学んだことが、後々に違っていることって、よくあることですよね。
一番多いのが歴史。
そりゃあ、新しい遺跡の発見や、文献が見つかったりして、内容がどんどん変わっていますからね。
よく引き合いに出すのが、鎌倉幕府成立
1192(いいくに)つくろう鎌倉幕府
なんて覚えていましたが、今では
1185(いいはこ)つくろう鎌倉幕府
ですからね。
他にも、源頼朝や足利尊氏と言われていた肖像画が、実は違う人だったということで、(伝)という文字が付いていたりしますしね。
この年齢になってみて、小中学のころのドリルや問題集に、たまに興味を持つことがあります。
パソコンやスマホのおかげで、漢字なんかほとんど書けなくなりましたしね。
教科書も、歴史や古典なんかは、読み物として普通に面白かったりします。
習字やそろばんなんかも、今やってみても面白いかなぁ。
生涯学習
なんて言い方をしますが、単純に、今を楽しめる習い事って、いくつになってもありだと私は感じます。
周りが落ち着いたら、また何か習い事でもしてみますかねぇ。