理想のパートナーシップとは
パートナーシップって、愛という名の荷物を二人で抱えながら歩くことなのかな、と最近感じます。
カウンセリングしている時に、クライアントさんにこう聞いてみたんです。
例えば引越しするとして、アップライトピアノを、一人で運び出せますか?
皆さんもお分かりだと思いますが、まず無理ですよね。
ただ運ぶだけなら、怪力でできる人もいるかもしれませんが、ピアノを壊さずに一人で運び出すのって、たぶん不可能なわけです。
最低でも2人。
ピアノだったら、それ以上の人手がいるかもしれません。
私は、愛って、こういうものじゃないかと感じるわけです。
一人で乱暴に運ぼうとしたら、愛は壊れてしまう。
二人で優しく抱きかかえ、慎重に移動させていくのが、愛なのかな、とね。
そして、二人で持ちきれない時は、友人だったり、親だったり、子供たちに手伝ってもらう。
そうやって、愛を育み、運んでいく。
パートナーシップのあり方って、こんな感じかな、と感じるわけです。
もちろん、これが全てというわけでもないし、カップルそれぞれに愛の形はあるわけですから、必ずしもこうあるべきとは思わないんですよね。
でも、最低でも二人が協力し合わないと、愛は育たないし、運べない。
何を育てるのか、何を運ぶのかはそれぞれが決めること。
お互いが力を合わせて、呼吸を合わせて、相手に配慮し合い、愛という名の荷物を運んでいく。
私にとって、これは理想のパートナーシップなのですが、皆さんはどう思いますか?