良いリーダーと悪いリーダー
リーダーになる人って、皆同じ素養を持っています。
それは、カリスマ性だったり、先を読む感覚だったり。
でも、良いリーダーと悪いリーダーがいるのも、また皆さんがよく知っていることでもあります。
じゃあ、良いリーダーと悪いリーダーって、どこに違いがあるのでしょう?
実際、いろんなリーダーと関わってきた私が感じたこと。
ポイントは二つ、なんですよ。
自分の言葉に責任を持つかどうか。
本当に人のために行動できるかどうか。
以前にも同じような内容で講座を書いておりますが、正直これだけ、なんですよね。
で、どちらのリーダーになってしまうかは、正直紙一重なんだということも感じました。
つまり、本人の心の持ちようだけですので、どちらにでも転ぶことができるわけです。
ほんのちょっと、どちらかに負荷をかけるだけで、どちらにだって転ぶことができるわけです。
問題は、良いリーダーが悪いリーダーに転ぶことはあっても、悪いリーダーが良いリーダーに転ぶことは非常のまれである、ということ。
一度悪いリーダーに転んでしまうと、人の話を聞かなくなりますから、良いリーダーに戻ることって、なかなかありえないんですよね。
そして、良いリーダーが悪いリーダーになってしまう最大の原因。
それは、周りにどんな人がいるか、ということ。
リーダーの側近が悪い方に転ばせるというのは、歴史を紐解いてもよくある事例です。
特に中国史を紐解くと、そこだけでも事例は沢山あるわけです。
それが一般企業レベルでも、似たようなことが起きているだけの話。
もちろん、家族レベルでも起きていることもありますよね。
良き父親が、ある日を境に悪い父親になる、なんてこともカウンセリングではよく聞く話ですしね。
誰の言葉を信頼するか
誰を頼りにしているか
この2点に注意しておくことが、良きリーダーであり続けることの秘訣なのかもしれませんね。