2020.12.14 無駄になること
かなりな時間をかけて、結果を出す。
それが無駄になることって、よくありますよね。
私の場合、そんなことだらけですが(笑)
結果を求められる時、それまでのプロセスが評価されることは、あまりありません。
結果がすべて、という世界もありますからね。
そんな世界に身を置いていると、どんなに努力しても、どんなに頑張っても、そのすべてが無駄になることなんて、ざらであるわけです。
そんなときって、やっぱりショックですよね。
以前の私であれば、そのままへこむわけですが、最近の私は、このことに関して、こう考えるようになりました。
無駄になってよかった。
簡単に行ってしまえば、防災と同じなんですよ。
いざ、というときのために準備をするけれど、いざ、なんてことは、めったに起きないわけです。
そしたら、準備していた水や食料、電池など、いろんなものを、来るかもしれない「いざ」のために準備し直すわけです。
ただ、これらのものが無駄にならない、ということは、何かが起きたということですから、それって大変なことですよね。
無駄になる、ということは、その間何事もなく平和だったわけですから、喜ばしいことなわけですよ。
だとすると、努力が無駄になる、ということは、私の力が必要になるくらい、深刻でも大変でもなかった、といえるわけです。
無駄になるために、努力をしている。
変な言い方ですねぇ。
でも、それこそ地震なんかと一緒で、本当に「いざ」というときは、防災グッズは必要になりますからね。
その「いざ」というときのために、日々無駄をいっぱいしつつも、精進していきたいと思うわけです。
そう考えたら、無駄と思うことも、あながち無駄ではないかもしれませんしね。