2020.10.23 ヒントはいつもそこにある
カウンセリングをしていると、色々なヒントをいただきます。
やっぱ、心理学講座を書くには、カウンセリングをするのが一番ですね。
カウンセリングをしていると、クライアントさんにいろんな疑問が出てきます。
その疑問に、ひとつひとつ応えていく。
結果として、それが皆様にお伝えする「心理学講座」になっていくわけです。
私自身、必ずしもすべての質問に応えられるわけではありません。
頭はよくないのでね(笑)
ただ、私自身が疑問に持ち、自分の中でひとつの結論や結果にまで行き着いたものであれば、皆様にお伝えすることはできるわけです。
わたしは誰よりも、物覚えが悪い人間ですからね。
昔は、ひとつのわからないことに対して、一年かけてなんとか理解できたくらいですからね。
自分がそれだけの苦労をしてきたからこそ、わからないことを、できるだけわかりやすく、相手に伝える努力をするわけです。
そんな私でも、最近コラムで書いたように、自信をなくして心が折れてしまうこともあるわけですが(笑)
リーダーシップの中に、「当たり前でないことを、当たり前のようにする」というのがあります。
質問に答える。
これって、普通にしていれば当たり前のことなんですよね。
でも、実際に質問されて、相手に理解できるように伝える、というのは、やってみればわかりますが、かなり難しいわけです。
自分が「できて当たり前」と思っていることは、相手に伝えることはできませんからね。
例えば、自転車に乗れる人が、自転車に乗れない人を見て「なんで自転車に乗れないのだろう?」と思うわけです。
そこで、自転車に乗れるようになるために苦労をした人は、自分が体験したプロセスから
なぜ自転車に乗ることができないか
どうすれば自転車に乗れるようになるのか
を、経験で理解できます。
しかし、自転車に乗れることを「当たり前」と思っていると、プロセスが理解できないので、結果教えることはできなくなるか、スパルタになってしまいます。
わからないことは恥ではない
わからないことがあるということは、自分が成長する伸びしろがある。
ということ、なんですよね。
しりたい!
その好奇心が、人を成長させていくんですねぇ。