2020.9.6 心理学講座 デモデモ星人の心理とは その1
あなたの周りで、以下の口癖のある人はいませんか?
でも
だって
どうせ
やっぱり
だから
きっと
まあまだほかにもありますが、これらの口癖をよく言う人のことを、私は
デモデモ星人
と呼んでおります。
ちょっと想像してみてください。
彼氏のことについて、友達から相談されたと思ってください。
彼が最近やさしくない。
彼が私に構ってくれない。
彼に嫌われないためにはどうすればいい?
Etc.
相談されたあなたの選択肢は、3つです。
ただただ話を聞いてあげるか
アドバイスをしてあげるか
初めからまともに取り合わないか
まあどれを選んでも、特に問題がある、というわけではありません。
今回は「アドバイスをしてあげる」選択をしたときに、こちらが出したアイデアや提案を、ことごとく「でも」「どうせ」「だから」「やっぱり」という言葉で、すべて返されてしまったら、さてさて、あなたはどんな気分になるでしょうねぇ。
男性であれば、90パーセント以上の確率で、腹が立ってきます。
女性でも腹が立つ人はいますよね。
結果、あなたは友人に対して怒るかもしれませんし、このことが原因で疎遠になってしまうかもしれません。
もしかしたら、あなた自身も友人の心理状態に巻き込まれて、疲弊してしまうかもしれませんね。
ではなぜ、人は「デモデモ星人」になってしまうのでしょう?
理由をおおざっぱに挙げてみると
うそでもいいから安心する言葉を言ってほしい、欲求を満たしてほしい
自分が見ている相手の価値と、相手が見ている自分自身の価値がずれている
八つ当たり
怒らせることでダメな自分を証明する
変化すること、成長することに抵抗している。
ただかまってほしいという甘え
となります。
たぶんまだあります(笑)
とりあえず、解説はそのうちするとしまして、デモデモ星人について、もう少しお話ししたいと思います。
次回に続きます。
お楽しみに。