論理的に感じる心理①
論理的、という言葉って、聞いたことありますよね。
では、論理的って、どういうことを言うのでしょうか?
デジタル大辞林では
1 論理に関するさま。
2 論理にかなっているさま。きちんと筋道を立てて考えるさま。
となっているわけです。
まあそのまんまですよね。
ただ、実際には論理的でないのに、論理的に感じてしまったり、論理的に聞こえるものがある、と最近感じるわけです。
私個人の見解として、論理的とは
話していることに対して、裏付けや証拠があり、内容を補完できている状態
と捉えています。
それ以外に、
筋道が通っている、話のつじつまが合っている
というのも、論理的と言えるのかもしれません。
相手を論破するのが論理的だ、というわけでもないし、論理的なのが正しい、というつもりもありません。
ただ、言葉で巧みに人を騙す人って、コールドリーディングを利用するように、聞き手に
論理的な内容である
と感じさせることが上手いのかな、と感じるわけです。
で、なぜそう感じてしまうのかというと、野球のストライクゾーンに例えます。
ボールがストライクゾーンを通過すれば、それはストライクとなるわけですが、ストライクゾーンって、そこそこ広いんですよね。
昔9枚のボードをボールを投げて抜く、なんてゲームがありましたが、9枚のボード全部がストライクなわけです。
でも、5番のど真ん中のボードが論理中の論理である「真理」や「真実」であったとして、その他の番号には、ストライクゾーン(論理的)なんだけど、ちょっと論理から外れている部分もあったりするわけです。
また、野球なんかで、ボール球を空振りしてしまうとストライクになっちゃいますよね。
論理的じゃないのに、論理的に感じてしまったり、騙されたりするのって、この空振りみたいな「論理性」なんじゃないかな、と感じるわけです。
次回に続きます。