論理的に感じる心理②
さて、論理的に話しているように見えて、全然論理的じゃない人って、やっぱいるわけですよ。
では、論理的かどうか、見極める方法を探っていきましょう。
まず、その人の言葉尻をよく聞いておくことです。
〜にちがいない
〜に決まっている
みたいな、断言系のお話をされる方って、たとえどんなに論理的に聞こえても、全く論理的ではありません。
ただの主観で話をしているだけに過ぎないわけです。
論理的というのは、客観性に重きをおくものですからね。
そして、客観的な物証などによって、自分が話していることの根拠を裏付けることこそが、論理的といわれるものだと感じるわけです。
難しいのが、経験則。
経験によって得られたものも、一つの物証だと言われるわけです。
でも、自分お経験が他人にも適用できるかどうかはわからないわけですし、そこにも主観か客観かが重要だったりするんですよね。
なぜなら、主観だった場合、自分に都合のいいように、相手をコントロールしたり、相手を傷つけたりできるからなんです。
客観的な経験則だと、自分の経験から、それがどのような影響を与えるのか、そして、その回避方法や対処法など、そこまでお話ができるわけです。
例えば、車が壊れたとします。
主観による経験から、故障の原因はこれに違いない!と決めつけたとします。
その通りの場合もあるでしょうが、そうでなかった場合、治せるものも治せなくなってしまうかもしれないわけです。
原因が経験からわかっていても、そうであるという断言はしません。
考えられる故障の下人を一つ一つを確認し、チェックします。
そして、故障の原因を特定していきます。
また、論理的でない人間は、人の話を聞かないというのも覚えておいてくださいね。
本当に論理的な人って、以外と柔軟な対応をするんですよ。