厳しさと躾について
ネットで見つけた言葉です
子供は厳しく育てなければいけない
ただし怯えるほど厳しくしてはならない
私の記憶がうろ覚えで、正確かどうかはわからないのですが、確かユダヤ人の教えだったように思います。
これって、しつけと虐待の違いくらい、繊細な部分なんだろうな、と感じます。
最近子供と深く関わるようになって、子供に対してどこまで厳しくしていいのか、いろいろ考えます。
しつけが厳しすぎたり、過敏に反応してしまったりすると、それは虐待と同じレベルになってしまうかもしれないし、だからと言って、してはいけないことをして叱らないのも、親として問題だと私は感じます。
ネットの記事に、厳格な親に育てられた子供は、嘘をよくつくようになるという研究結果があるそうです。
本当に子供のためを思って、子供を教育していくのか、自分の体裁や欲求のために子供を教育していくのかで、同じことを子供にしていたとしても、子供の受け取り方は違うのかな、と言う気がします。
大人が思っている以上に、子供は感覚で大人の意図を理解していたりします。
子供って、親の行動や言動をよく観察しています。
よく親が言っている言葉を真似てみたり、癖を真似たりするわけですが、これは子供が印象に残った言葉や行動を、しっかり観察した上でコピーしているわけですからね。
もちろん、物の見方や考え方なんかも、子供はすぐに真似てきます。
ある意味、厳格な親というのは、子どもを信頼していないし、見下していると言えるかもしれませんね。
しつけの難しさは、全ての親が悩むところです。
親はいつも子どもの幸せを願っているわけですが、子供に対して「自分の幸せの押し付け」をしないように、親も成長しないといけないと感じました。
自分の思い通りにならなかったとしてもね。
それを受け止められる寛容さが、大人には求められるのかもしれませんね。