言葉の定義について
みなさん、日本語って話せますよね。
まあ日本人であれば当たり前ですよね。
今回のお話は、たとえ同じ日本語を話していたとしても、必ずしも同じではないというお話です。
例えば、皆が同じ言葉を使っていたとしても、個人個人が持っている言葉の定義によって、意味が全く違ってしまうことがよくあります。
一番わかりやすいのが子供。
例えば、子供が「怖い」といったとします。
親としては、何か怖いことがあったのか、とか思うじゃないですか。
でも、子供ってボキャブラリーがまだ充実していなかったりすることがあるんですよね。
そしたら、言葉が「怖い」であったとしても、大人が考えるような意味ではない可能性が高かったりします。
例えば、痛いときだったり、寂しいときだったり、驚いたときだったり。
相手が話している言葉を、そのまま鵜呑みにしてはいけない、ということでもありますね。
言葉の定義が間違ったままだと、誤解を与えたり、勘違いをさせてしまったりして、コミュニケーションに弊害が出てしまう恐れもあります。
こうならないためには、まずはコミュニケーションをとって、言葉の定義の違いをお互いが理解しておく必要があるわけです。
言葉の定義の違いによって、摩擦やトラブルが起きるときって、やっぱりコミュニケーション不足が原因なんですよね。
他にも、「ヤバい!」という言葉も、高齢者と30代以下とでは、使い方も意味も違いますからね。
普段何気に使っている言葉が、もしかしたら周りの誰かと意味が違っている可能性があることに、注意を払ってくださいね。