別れた方がいいのか、別れない方がいいのか(別れる直前のパートナーのコミュニケーション4)
4別れた方がいいのか、別れない方がいいのか
それはお互いがお本音を言い合えることができたとき、どちらの選択も苦も無くできるようになります。
でも、どこかで自分の本音と相手の本音をきちんと伝えあわないと、それが誤解や執着、怒りなどになってしまい、コミュニケーションがうまくいかなくなります。
このあたりがこじれる原因なわけですね。
もちろん、本音を言っても相手が聞く耳を持たない場合があったりしますが、それはコミュニケーションが取れているとは言えませんので、この場合は別れたほうがいいかもしれません。
コミュニケーションがうまくいかないときは、第三者の介入が必要になります。
裁判もその一つですね。
まあ裁判までいかなくても、共通の友人であったり、権威ある大人であったり、ここでは「人脈」が切り札になってきます。
よい人脈を持つ事が、別れるにしろ別れないにしろ、自分自身の負担を減らすとともに、自分を支えてくれる存在になります。
頑固は禁物ですよ!
そして、前回お話ししたなかに「選択権は別れをいわれた側にある」と書きましたが、結果として別れても別れなくても、遺恨を残すとあとが大変だったりしますし、泥沼の言い争いになってしまったりすると、別れた側は「別れてよかった」と自分の選択の正当性に納得します。
別れたいと言っている側が、何のために、どのような理由で別れたいのかをある程度洞察しておかないと、本当はやり直しがきく状態であっても、関係性に致命傷を与えてしまったり、あとあとこころの傷が深くなってしまったりします。
ただ、もめるだけもめて別れた場合、別れをいわれた側も「別れてよかった」と思うようになる可能性がありますから、結果としてお互いが関係性を断ち切る事でよりよくなることもあります。
大切な事は、
「だれかにしあわせにしてもらう」
事ではなく
「自分が幸せになるため」
の選択が大切なんですよね。