相手の依存の引き受け方
よく人から依存されたりするとき、いろいろ感じることがあります。
面倒臭いとか、うっとおしいとか、うざいとかね。
しかし、そんなことを言っている本人も、やっぱり誰かに依存しているものです。
こう感じてしまう理由として、どれだけ相手の依存を受け入れられるかということについて、自分の心が把握できていないからと私は感じます。
相手の依存を引き受けるためには、2つのものが必要になります。
① 相手の依存を引き受けることができるだけの心の余裕
② 自分の依存を認められているか
人と喧嘩するとき、多くは自分の依存と相手の依存のぶつかり合いによって起こります。
依存同士がぶつかり合わないようにするためには、上記のように、依存を引き受けられるだけのスペースが、心の中に必要になるわけです。
同時に、どれだけ心にスペースがあっても、自分の中にある依存と相手の依存とがぶつかり合ってしまうことがあるわけです。
なので、自分の中にも依存心があることを認め、できることならばそれがどのような依存心なのかを理解しておくことで、相手の依存を問題なく受け入れることができるわけです。
ここまで出来れば、相手の依存心を受け入れることが簡単にできるでしょう。
しかし、これは少し使い方を変えると、相手をコントロールすることもできるんです。
人って、依存心を満たしてくれる人になびき、信じていきます。
それを悪用すると、マインドコントロールをすることも可能なわけです。
使い方一つで、良い関係性を築くことも、悪用することも可能なのが心理学ですね。
皆様は、どれくらい人の依存を引き受けられますか?
私はまだまだですねぇ(笑)