2023.11.25 たまには役にたつもんだ
知っている人は知っていると思いますが、私は喫煙者です。
夜十時半ごろ、玄関先で喫煙をしていたのですが、何やら家の前の道路に人の気配がします。
外を覗いてみると、お婆さんが立っていました。
こんな夜遅くに何をしているのだろう?
と思いながらもそのまま喫煙を続けていたのですが、お婆さんが私に近づいてくるんです。
そして、私にこう訴えてきました。
夜に家の扉をどんどん叩く人がいて、怖くて逃げ出してきた。助けて欲しい。
私は話を聞いてすぐに家に戻り、家族に事情を説明し、おじいちゃんとおばあちゃんと3人で、そのおばあちゃんの様子を見て回ることにしました。
荒らされた気配や人の気配などはありません。
おばあちゃんが買っている猫があちこち走り回るだけ。
おじいちゃんがおばあちゃんを家に帰らせ、落ち着かせてことなきを得ました。
私としては、喫煙さえしなければこんなことに巻き込まれずに済んだのにという気持ちもありますが、もし私が外に出ていなければ、寒い夜におばあちゃんは着のみ着のままで一晩を過ごすことになりかねなかったわけです。
しかもこのおばあちゃん。
普段は要介護二で寝たきりらしいんですよね。
それが家を飛び出してくるくらいですから、余程怖かったのでしょう。
とりあえず大事には至らなくてよかったです。
喫煙も、たまには役に立つものですね。