2021.9.6 方言について

読売新聞の記事に、兵庫県の「べっちょない」の記事がありました。

これは兵庫県でも播磨地方姫路市周辺と淡路で使われている言葉で、私も高校に入るまで知りませんでした。

方言というのは面白いですよね。

その土地独特の言い回しがあって、表現がある。

当然他の地域から来た人からすれば、勘違いも起こるというコミュニケーションの奥深さを感じます。

まあ方言のすごさといえば沖縄です。

さすがに理解できません(笑)

同じく、私の田舎の鹿児島県も正直何を言っているかわかりません。

「だいさ~ごわ~ひけ~」

何の事だかさっぱりわからないでしょ。

新聞記事では、栃木県の「ひやす」や宮崎県の「あば」岐阜県の「ためらう」など紹介されていて、なかなかタメになったりしています。

関西弁は全国認知度が高いですから、皆さんもわからないということはありませんよね。

関西人の性格はわかりにくくてもね。

私は神戸の出身ですから、当然大阪や京都とはちょっと違うわけです。

大阪ほど荒くなく、京都ほどはんなりしていない。

見栄っ張りな街ですから(笑)

関西人の細かい見分け方、知っていますか?

それは、語尾を確認すればいいんですよ。

例題として「へぇ、そうなんだ」という言葉があります。

大阪、京都では「へえ、そうなんや」

神戸では「へえ、そうなん」

兵庫県播磨地区では「へえ、そうなんけ」

和歌山では「へえ、そうなんが」

などと、ちょっとずつ違っていたりします。

ただこれ、私が学生時代に調べたものですから、20年以上前のお話ですね。

そのほか、香川・岡山では「だから」のことを「そやけん」となったりもするようです。

今は方言もテレビの普及とかで少なくなりましたからね。

電話カウンセリングをしていますと、やっぱりクライアントさんの方言が聞こえてきたりするわけですよ。

三重県の「ほかっといて」とか、北海道の「なまら」、鹿児島県の「びんた」とかね。

あと、イントネーションも違いますから、聞いていて楽しくなります。

当然私の関西弁を皆さんは強烈に聞かされているわけですから、それは大変なことでしょう(笑)

こうやって全国の人とお話ができるのも、カウンセリングの楽しみの一つかもしれませんね。

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