2021.5.23 心理学講座 がんばってもうまくいかない理由
どれだけがんばっても、うまくいかないときって、皆さんも経験があるのではないでしょうか?
スポーツや順位を競うものなどはもちろんそうですが、今回はそれ以外のもので考えてみてください。
それは誠意を尽くして話しても相手に理解されなかったとか、すごく努力してチャレンジしてみても、恋人を説得できなかったとか、親元を離れて暮らすことができなかったとか。
まあ、いろいろありますよね。
うまくいかなかった理由は、それぞれいろいろあると思います。
力不足だったり、邪魔されたり、協力者がいなかったり、だれも助けてくれなかったり、等々。
先日、クライアントさんと話をしているときに、私はふと感じたんですよ。
がんばってもうまくいかないときって、その原因が4つのどれかに当てはまるのではないかって。
では、がんばってもうまくいかない理由をピックアップしてみます。
1 自分一人でやろうとする。
誰かの力を借りずに、自分一人の力で何とかしようとしてしまうケースですね。
結果としてすべてのことを自分一人でするのはどんなことであっても大変です。
苦手なことやできないことは、人に頼んでやってもらう、協力してもらうことも大切ですよね。
2 人のせいにする。または自分のせいにする。
できなかった原因を、すべて自分以外の周りの誰か(時には社会やお金)のせいにして、できなかったことを正当化しようとするケースです。
「すべて私が悪い」と、自分のせいにしているのも同じです。自分か他人かの違いだけで、「~のせい」にしていることは同じですからね。
3 人の話を聞かない。
周りの誰かに相談したり、意見を求めたりするのですが、その意見や回答のすべてが「でもね」という言葉で受け入れられないケースです。
4 まだ実力不足の場合。
何も教えていない小学生に、因数分解を解いてみろといっても、解ける訳がありませんよね。
もしかしたら解ける人もいるのかもしれませんが、そんな人の方が稀です。
しかし、その子が中学になり、授業で因数分解を学べば、解けるようになっていきますよね。
つまり、まだ自分の実力や知識が未熟だった場合、がんばってもうまくいかないことはあるかもしれません。
ま、カンタンに4つにまとめてみたわけですが、これも思いつきでまとめたので、まだまだ新しい項目が追加されるかもしれません。
それはこれからじっくりと吟味していくということで、今回はこの4つについてお話ししました。