2021.3.16 歴史に触れる楽しさ
最近、テレビ代わりにネットで動画をいろいろとみているのですが、その中でも特に歴史ものをよく見ています。
それはドラマというよりも、考古学に近い内容のものばかり。
例えば、ピラミッドの謎に迫る、とかね。
他にも、超常現象とかそういったものもよく見たりします。
面白かったのが、都市伝説の謎に迫る番組があって、結構かぶりつきで観てしまいました。
で、歴史ものや都市伝説などを観ていて感じたこと。
私たちが持っているイメージと、資料から得られた史実とでは、随分違うということ。
まあ歴史の場合、新しい資料が発見されれば、内容がごっそり変わってしまいますからね。
私たちが学生のころの歴史と、今の子供たちが習っている歴史にはかなり違いがあるのは、皆さんもご存知ですよね。
また、ドラマなどでイメージが強くつきすぎて、実際の人物像とかけ離れてしまったケースなんかもありますよね。
例えば東山金四郎。
町奉行だったわけですが、実はそれほど有名な人ではなかったらしいそうです。
町奉行というのは、南と北に二人の奉行がいて、定期的に南と北を交代しながら奉行を務めていたんだとか。
その時、東山奉行と一緒に奉行をしていた人が、かなりひどい奉行だったそうで、町の人たちからは「その奉行よりも東山様のほうがまし」ということで、評価が高かったんだとか。
でも、東山奉行の前に奉行をしていた人がすごくいい人だったみたいで、その人の功績と遠山金四郎が合わさって、東山の金さんになった、という話を、随分昔に聞きました。
本当かどうかは知りませんけどね(笑)
そのほか、日本の男色、いわゆるLGBTですが、なんと奈良時代から文献に記録が残っているんだとか。
昔の日本では、男性同士の性行為は以外とオープンだったそうです。
江戸時代の文献には、トランスジェンダーと思われる女性の記録が残っていたりね。
様々な精神疾患等は、ここ20年程度でいろいろな名前がついてきたり、解明されてきたりしてきたわけですが、やっぱり昔からそういう人達がいたということですね。
やっぱたまにこういった歴史や考古学に触れるのって、個人的に勉強になったりして楽しいですね。