2021.3.13 ことわざから学ぶ
塵も積もれば山となる
ということわざがありますが、前日カウンセリングをしていて、こんなことを考えたんです。
そのクライアントさんは「~したつもり」というのが口癖の方で、1時間で10回近く「やったつもり」「できたつもり」など、何度も何度も「つもり」という言葉を使うわけです。
で、冒頭のことわざ「塵も積もれば山となる」が浮かんできまして。
「つもり」積もって山となる
なんてことを考えたんですよね。
~したつもり
というのは、実際にしたわけではなく、自分ではしたと思っているだけのことで、できたかどうかまでの確認はしていないわけです。
なぜなら「した」と断言していないわけですからね。
で、「つもり」という言葉を使うときって、大概が自分が思っていた通りの結果にならなかったときや、自分に何らかの非があるかもしれない時、やったかどうか思い出せなかったり、自信がなかったりしたときなんかのときに使いますよね。
「つもり」が積もっていくと、結果どうなるのか。
まあ間違いなく自分が望んだ結果は得られなくなるわけです。
たとえば、運動したつもりになっても、体重が減るわけではありませんからね。
結果、その付けを払わされることになるわけです。
「つもり」積もるとつけになる
いやぁ、自分で考えてみて、いやなことわざだなぁ、と思っちゃいました(笑)