2021.2.15 耳がダンボに
東京に住んでいた時の話です。
飲み会の帰り、ほぼ満員の電車に乗っておりましたら、すぐそばに若いカップルがいたわけです。
すごくかわいらしい女の子と、男の子。
おそらく大学生でしょうね。
で、当然満員電車ですので、会話が聞こえてくるわけですよ。
全部を聞いてませんので、半分以上私の想像のお話になるわけですが、内容はこんな感じでした。
女の子はイケメン男性を好きになったが、どうやらそのイケメン男性はDVだったらしい。
男の子は、女の子の言っていることを肯定しながらも、イケメンDV男性をやめるようやさしく説得している。
ついつい耳がダンボになるわけです(笑)
電車でするはなしじゃないだろ!という突込みは、とりあえずこころの中にしまっておいてね(笑)
カウンセリング的に見れば、イケメンDV男子にどうしても行ってしまう理由というのは、理解できるんですよね。
で、男の子のほうも、本当は女の子のことを好きなんだろうなぁ、と感じながら、見守ることしかできない自分を歯がゆく思っているんだろうなぁ。
はたから見れば、自分を大切にしてくれないイケメン男子より、自分を大切にしてくれる普通男子のほうが、全体幸せなんですよね。
でも、それを選択しないこと事態に、まあこころの問題が絡んでいると感じるわけですよ。
カウンセリングさせてくれたら、それなりの道筋を提供できるのになぁ
ま、電車で突然カウンセリングを始めたら、それはただの変な人になっちゃいますからね(笑)
ここの所、実際のカウンセリングはほとんどないのに、飲み会や移動の車中などで、偶然隣り合わせた人とカウンセリングになってしまうことがよくありますなぁ。
そういえば、去年も同窓会でもそんなことあったよなぁ。
でもまあ、きっとみんないろんなことがありながらも、毎週飲み屋に集まって、日常のたまったものを発散させながら楽しくやっていることでしょう。
このカップルにも、これからいろいろいいことも悪いことも起こるだろうけれど、幸せになれるようにと、願っております。
そんなちょっとした、電車での出来事でした。