2021.10.20 感想です

その昔、クライアントさんから、カウンセリングを受けた感想をいただきました。

ふと目に留まりましたので、この場を借りて紹介したいと思います。

感想を書いてくださったKさん、ありがとうございます。

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3年前、恋愛で大きく転んで、中原さんにたどり着きました。

その頃、私は怒りを相手に言えず、我慢しすぎてお酒を飲むと爆発する、イタイ人でした。

相手の、私へのコントロールもきつく、逃げないように精神的に囲われてしまっていました。

「年の功・・・」と感心してしまうくらいずるい相手のやり方に傷ついていました。

自分の足で生きている心地が、しなかった。

中原さんは、そこから私を引っ張り出してくれました。

その恋愛中の時期を表すに、私の中でイメージとして浮かぶ絵は、「セコンドの中原さんとこそこそ喋り、うんうんうなずいて、水飲んで、ぺっと吐いて、相手が待つリングの真ん中に走る赤コーナーの私」です。

(分かりにくい?)恋ではなく、完全に戦ってました。

でも、戦ううちに、自分の弱さ、強さ、戦いの(ちがう、恋の)パターンが見えてきたのです。

今、その頃のことを「ちょっと楽しかったな」と思ったりしています。

そして、あるとき、勝ちも負けもない世界に、自分が入ったことに気付きました。

中原さんはそれを、本当に、喜んでくれました。

仕事とはいえ、こんなふうに人を支えられるものだろうか? と私は今でもしばしば思います。

人の話を聞いて涙ぐんだり、怒ったり、何度も何度も、疑心暗鬼のその人に良いところを伝えたり、その上で相手が選ぶことを信頼したり、私だったらできるだろうか?

今 当時恋人だった彼とは友達で、私が「本当はこういうふうに接したかった」という状態にあります。

心の底で本当に望んでいたことが現実になった。そのことが、とても嬉しい。

さらに、新しく好きな人もできました。

引っ越しも、転職もいい流れで進みました。

これからも乗り越えなければならないものはあるし、傷つくのが恐い、と足がすくむときがあるのですが、たくさんの学んだことをいかして、やっていこうと思っています。

※このコラムは、2007年07月11日に掲載されたコラムを、加筆修正して再掲載したものです。

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