2020.8.29 心理学講座 女性性について

先日、友人と女性性の話になりました。

友人は
「自分は女性性が強くない。可愛らしくもできないし、部屋は片付けられないし、編み物は料理なんかもできない。」
というわけです。

要するに、自分は女らしくない!と言っているわけです。

女らしくない=女性性が弱い

まあそう考える人は、男女を問わず多いのかもしれません。

しかし私は、それが女性性の一部ではあっても、女性性の全てではない感じがしています。

一般的に女性性は「女らしさ」と解釈する事が多いわけです。

私なんかは、昔から「女性性が強い」と言われるわけですよ。
そうすると、私は非常に「女らしい」という事になるわけです。
想像してみてください。
女性になった私を!

えっ! 新宿に行くといそうだって?
まあ私もそう思わないわけではありません(きもちわるっ)

女性性が強いと言われる私が感じる事なのですが、単に女らしいから女性性が強い、というわけではないでしょうし、同じく男性性が強いから男らしい、というわけではないですよね。

わかりやすくイメージで表現しますと、女性性というのは「安心感や包容力」と「色気」の2種類があるわけです。
かわいらしいというのもあるかもしれませんが、だとしたらかわいい幼女をみて「女性性が高い」とはロリコン以外は思わないわけですからね。(ロリコンもそう思っているわけではないでしょうが)

同じように男性性というのは「色気」と「守る」という2種類がありますしね。

(実際には、男性性も女性性も、上記以外にいろいろあるのですが、そこまで書いてしまうと話のまとまりがなくなってしまいますので、今回はこの一つだけに絞ったお話をしております。)

つまり、単純に見て「女性らしい」ことだけが女性性ではなく、それ以外の要素も含めて、女性性の強弱があるのではないかと私は感じます。

面白いのが、見た目女性的な人のほうが、実際には男性性の扱いがうまかったりします。

つまり、それだけ普段自分の男性性を扱っていて、慣れているのでしょうね。

そして、自分自身が持っている雰囲気(見た目含む)と、女性性や男性性の扱いが上手にできれば、本来の自分らしさを簡単に表現できるのだろうなぁ、と感じます。

この自分らしさと女性性の扱いがマッチしている人が、「モテる女性」になるのかな、という感じがしますね。

男性も同じで、自分らしさと男性性の扱いがマッチしている人が、本当に男らしくてモテる男なんだろうなぁ、と感じるわけですよ。

男性、女性に関係なく、人は男性性、女性性を両方持っています。

ポイントはどちらが強くて、どちらの扱いになれているか、ということですね。

自分一人でできない時はパートナーの存在で男性性と女性性のバランスをとれば、同じことができるわけですよね。

大切なのは男性性と女性性のバランス。

いかにしてこのバランスをとるか。

ひとりでバランスをとる方法もありますし、パートナーや友人を使ってバランスをとるのもありです。

バランスが崩れたら、卑屈さや自己嫌悪、嫉妬や攻撃性、逃避行動などが出てくるのかもしれませんね。

心も体もバランスが大事

皆さんも、上手にバランスをとってくださいね。

このあたりを詳しく知りたい方は、6月開催予定のワークショップで詳しくお話ししますよ(笑)

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