2020.8.27 心理学講座 インポスター症候群について
皆様は、「インポスター症候群」という言葉は聞いたことがありますでしょうか?
インポスター症候群とは、何か目標を達成したり、仕事に成功したりしても、
「それは自分の実力ではなく、私の運がよかっただけ」
などと思い込んでしまい、自分に自信が持てていない状態のことをいうそうです。
女性の方が症状を発症しやすいそうですが、男性でも、リーダーの立場にいる人などは、やっぱりこの症状に陥りやすいんだそうです。
まあ、実際自分に自信がないと、こういう感覚になりますよね。
私だって、今年に入ってずっと感じてますから(笑)
カウンセラーの立場からインポスター症候群を見てみると、
自己価値が低く、自分に対する評価やよい言葉が受け取れない
という状態になりやすいですね。
わかりやすいのが
ありがとうと言われても、素直に受け取れない
結果を出しても、喜べないし、結果を他人から評価されても、受け取れない
私なんて・・・という口癖をよくいう
とかがあると思います。
まあ、大なり小なり多くの人がこのような傾向になるのではないかな、と感じるわけです。
で、カウンセラー的に問題と感じるところは、インポスター症候群のすべての人がそうではないと感じるのですが、わざと受け取らないことで、自己価値を上げないようにしている人がいる、ということです。
もちろん、無自覚にやっているわけですけどね。
なかなか自己価値が高くならない人って、自己価値が高くなったら、何か困ることでもあるのかもしれませんね。
結論として、インポスター症候群であったとしても、そうでなかったとしても、独りで抱え込むのが一番体にも心にも良くないですから、愚痴でもいいので、誰かに話をするようにしてくださいね。
そのためにカウンセリングを利用する、というのもアリですし、家族や友人に聞いてもらうのもアリですからね。
抱え込むのは枕だけにしてくださいね(笑)