2020.6.7 心理学講座 リーダーシップの道はそれぞれのプロセスによって違う(リーダーシップへの道2)
リーダーシップの道はそれぞれのプロセスによって違います。
調理師になりたいのであれば、調理師免許を取得する必要がありますし、弁護士になりたいのであれば、調理師免許はいらないですよね。
その代わり弁護士の資格をとる必要があるわけです。
このように、自分が進みたい道によって、自分自身がやるべきことが変わってきますので、それぞれ与えられる課題も違うといえるでしょう。
リーダーシップも、それぞれの道に合わせて、違ったリーダーシップがあるわけです。
プロセスという形で見た場合、リーダーシップはそれぞれに与えられる【課題】のようなものです。
ゲームなどでも、ステージ1、ステージ2と進んでいくと、それぞれクリアすべき課題があったりしますよね。
それはその人のプロセス用にカスタマイズされたリーダーシップがあり、その人のための課題が与えられる、ということです。
山に登るときでも、比較的登りやすいルートを選択するか、とても険しいコースを選択するかで装備が変わってきますよね。
目的は同じ山頂まで登ることであっても、選択した道によって、いろんな違いが出てくるわけです。
では、自分が一体どのようなプロセスを選択しているのか。
それは、当の本人もわかりません。
プロセスがわかってしまうというのは、推理小説を読んでいて、友人に犯人を暴露されてしまうようなものです。
わかってしまうと途端につまらなくなったりしますよね。
わからないからこそ、それもまた楽しめる、というわけです。
リーダーシップのプロセスは、あちこちにこの「楽しさ」や「ちゃめっけ」がちりばめられています。
山に登っているときにギャグを言われても、登るのに必死なときは面白くもなんともないわけですが、誰かと楽しく山を登っていたら、意外と楽に登れた、なんて経験がある人も多いかもしれません。
リーダーシップのプロセスは、楽しむことが大切でもあります。
ただし、決して「楽」ではありませんけどね(笑)