2020.5.24 心理学講座 コーチングの誤解について
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200514-00010000-php_t-bus_all
部下の話を聞くだけで終わり?…「コーチング」の一大ブームが招いた4つの誤解
という記事がありました。
この記事は、コーチングにおける4つの誤解について解説されているのですが、私が気になった事が二つありました。
一つは、
「共感」と「同情」を、混同しがちなこと。
もう一つは、
信頼関係構築には、3つの承認が必要なこと。
です。
共感と同情に関しては、根本的なところが違います。
共感は相手の立場に立って理解することであり、相手を尊重することと私は感じます。
同情は、自分がもし相手の立場だったら、と考えて、相手のことを見ているので、相手の立場に立っているわけではないと私は感じます。
人それぞれ、共感と同情に関しては解釈があると思いますが、実際に共感と同情を分別することは難しいでしょうね。
二つ目の信頼関係に関して、3つの承認とは
結果に対する承認
行動や過程に対する承認
存在に対する承認
です。
結果に対する承認は、たとえ結果が失敗だったとしても、結果まで行き着いたことに対する承認が必要となるわけです。
行動や過程に対する承認は、「努力している」ことそのものに対する承認です。
存在に対する承認は、「あなたがここにいてくれる」ことへの承認です。
言葉にすると難しいですが、簡単な挨拶や感謝の言葉、声かけでいいわけです。
頑張っているね
おはよう、今日も会えて嬉しいよ
たとえうまくいかなくても、これだけのことがわかったんだったら、大収穫じゃない
なんて感じでね。
コーチングの本質って、他人に対する配慮じゃないかな、と私は感じております。
皆さんは、コーチングにはどのようなイメージを持っていますか?