2020.12.31 心理学講座 パートナーシップの感情表現

昔、テレビである精神科医が、若年性アルツハイマー型認知症の話をしていました。

内容は要約するとこんな感じです。

「ぼけ防止のポイントはコミュニケーションだそうです。

生命力のある人は好奇心旺盛ででおしゃべりで、、そんな人は基本的にぼけにくいんですよ。

ところが、男性にはおしゃべりと情報交換の違いがわからない。

そして、情報交換には感情の起伏がない。

女性は感情の起伏を伝えたいのであって、それ自体が情報であると男性は認識できないから、コミュニケーションがとれなくなってしまって、結果としてぼけやすくなってしまう。」

まあかなり内容を簡略化していますから、実際この通りの意味なのかどうかは私も正直自信がありませんが、だいたいこんな感じでした。

このテレビを見ているとき、元嫁が私にこんなことを言いました。

「何故学校の先生がぼけやすいのか、そう考えたときに、あれだけ生徒に対して頭を使ってしゃべっているのに、それでもぼける人はぼけてしまうということは、授業というのは情報を伝達しているだけであって、感情を伝達していないからではないか?と、私は推察するね。

感情を表現することが、ぼけ防止の一番の特効薬であるのかもしれない。

だとすると、おしゃべりで感情のことばかり話すカウンセラーは、ぼけないのかも・・・。

よかったねぇ、あなた、ぼけない可能性が高いよ。」

これが本当かどうかは、私自身年をとってぼけないかどうか調べてみる必要がありますから、審議の程は今はわかりませんが、考え方としては、なかなかおもしろいなと感じて聴いていました。

この精神科医の方がおっしゃったように、男性は感情表現が上手ではありません。

どちらかといえば、感情を表に出さず、冷静(?)であることが男らしいと思い込んでいる人もいるのではないかとも感じます。

ただ、そのやり方では、感情を使ってコミュニケーションをとりたい女性とは当然うまくいかないわけですから、男女間で意思の疎通はとりにくくなってしまいますよね。

実際、カウンセリングでも「彼や夫が何を考えているのかわからない」という相談は非常に多くあります。

話を聞いていくと、原因は意思の疎通、コミュニケーションに関する問題がすべてといっていいくらい、男性側(ごくたまに女性側もあります)に感情表現、感情の伝達がうまくできていないパートナーを選んでしまっているんですよね。

すると、男女間の問題の多くはコミュニケーションが上手にとれないことによる、誤解や間違った解釈(思い込み)が原因ではないかと感じてしまいます。

私の妻も元カウンセラーでしたが、それでもうまく意思の疎通がとれないときはいっぱいあります。

一番コミュニケーションがとれなかったときは、36時間(2回の休憩は冷む)ぶっ続けで闘論会(わが家ではけんかのことをこう呼びます)をしましたからね。

結果として、この大闘論会がコミュニケーションになって、さらに親密感が増したんですすけどね。

ただ、コミュニケーションのことがわかっているカウンセラーでさえ、意思の疎通を図ることはなかなか簡単にはできないんですよね。

まして、心理学も何もわからない人が意思の疎通を上手に図れるとは、とても考えにくいわけです。

ないことはないでしょうが、かなりまれな人同士ということになりますよね。

さらに、女性や男性がパートナーに対してヒステリックになったりすることは、パートナーに感情を表現して、その感情の起伏をコミュニケーションしたいからではないかとも推察できるわけです。

もしヒステリックな彼女や奥さんを持っているとしたら、男性はちゃんとパートナーに対して感情表現ができているかどうか、自分の胸に手を当てて考えてみたほうがいいのかもしれませんね。

逆に、ヒステリックな彼や夫を持った場合は、女性は相手が怖がっている可能性があることを頭に入れておいた方がいいかもしれません。

男性は、嫌なことで図星を指されると、ほとんどの場合感情的になってきますからね。

図星を指された部分って、男性にとっては認めたくない、感じたくない部分でもあるわけです。

男性からすれば、まるでけがをしているところに塩を塗られる感じなのかもしれません。

このときに、自分が受けた痛みと同じものだけを相手に返そうとしますから、人に対して攻撃的、暴力的な人は、自分を守る防衛手段として、感情を使うのかもしれませんね。

実際には男性女性にかかわらず、このような部分はあるでしょうけどね。

まずあなたのパートナーが、ちゃんと感情表現ができているか。

そして、自分自身も感情表現ができているか。

さらに、お互いがちゃんと感情を情報として伝達しあっているか。

もしこのうち一つでもかけているのだとしたら、コミュニケーションがきちんとできていない、もしくはちゃんとできていると思い込んで、見落としてしまっている可能性もありますから、しっかりとチェックする必要がありますよね。

もしパートナーが、ちゃんとした感情表現ができていなければ、それはあなたが教えないと、パートナーはいつまでたっても感情表現ができなくなりますからね。

もう一度パートナーとのコミュニケーションを、しっかりと見直してみることも、それこそコミュニケーションをとるうえで大切ですからね。

焦らずに、チャレンジしてみてくださいね。

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