2020.12.1 頭(思考)と心(感覚)
没になった心理学講座があります。
最近、ホームページで、ちょっと基礎知識がないと理解できない、小難しい内容を読んでいるせいか、心理学講座を書いても、ずいぶんと小難しくなってしまいます。
で、結局没にせざるをえません(T_T)
まあ私自身、読んでもつまらないですからね。
先日没になったのは「利己主義と利他主義」のお話で、成功したければ利己主義になりなさい、愛されたければ利他主義になりなさいというお話でした。
この講座は先日公開しましたので、よかったら読んでみてください。
今書いていて、これだけのことが書きたくて、あんな小難しい文章書いていたのか、と脱力しております(笑)
私は元々、非常に人に影響されやすい面があります。
元々吸収する力が強いのでしょうね。
ですので、その時に影響を受けている文章に、ちょっと近づいてしまうわけです。
で、そんなときほど内容がつまらない(T_T)
書き直しになるわけですよ。
過去に何個か、日の目を見ずにお蔵入りになった心理学講座がいくつもあります。
それは同時に、私がまだ表現できるだけの力がない、ともいえるのでしょうね。
表現というのは、自分自身が理解した範囲でしか、表現できないわけです。
この場合、理解するというのは「腑に落ちている」ことを言います。
ただ頭がわかっているだけではダメなわけですよ。
心がきちんと納得して、頭(思考)と心(感覚)が一致して、初めてきちんと表現できるわけです。
三線を演奏していると、非常に苦労する部分がありました。
三線の曲の多くは、歌と演奏がずれていることが多いので、歌うと演奏できないし、演奏しようとすると歌えなくなったりするんですよ。
「島唄」や「海の声」のように、歌と演奏がそろっている曲は演奏しやすいわけです。
すると、頭(思考)と心(感覚)がそろっているほうが、当然表現しやすいわけですよ。
表現がうまくできない時は、もしかしたら頭(思考)と心(感覚)がずれている可能性がありますし、まだ表現できるだけ腑に落ちていない可能性もあるわけです。
しかし楽器のように、練習すれば、いつかは演奏できるようになるように、頭(思考)と心(感覚)を一致させる努力をすれば、おのずと表現はやりやすくなるわけです。
頑張っても得られるものは少ないですが、努力には必ず報いがあります。
努力を怠らないこと。
今の私には大切なことかもしれませんね。