2020.11.7 自分ルール
子供の頃「自分ルール」という遊びをしたことがありませんか?
横断歩道の白線部分しか踏まない
影だけを踏んで家に帰る
石を蹴り続けながら家に帰る
色のついたタイルだけを使って歩く
今ピックアップしたのが、全部私が小学生時代にしたことです(笑)
子供の頃は、こんなことでも楽しめたわけですが、じゃあ大人になったら「自分ルール」遊びはしていないのか?
多分しています。
例えばゲームなどで、とあるアイテムを使わずにゲームクリアしてみる、とかね。
このへんはまだ可愛い方ですが、これがもし現実に無意識で、しかも呪いに近いような「自分ルール」を自分にかしていたら、どうなるでしょう。
あえて極端な例を出しますが、
誰にも会わずに好きな人を見つけて結婚する。
不可能ではないですが、現実味がない感じがしますよね。
実際にカウンセリングなどであるのが
自分を何一つ変えずに、現状をよりよくしたい
というのがありました。
正直、これは不可能です。
変化しない、というのは
維持し続ける
ことと
停滞する
ことを意味します。
実は、維持し続けることについては、コラム「当たり前を維持する難しさ」でお話していると思います。
維持する方法などが変化しますので、実はちゃんと変化がそこにはあるんですよね。
停滞することは、何がしかの変化を起こさない限り、停滞したままなわけですよ。
例えば、淀んだ池の水を綺麗にするためには、新しい水を引き込んで、水を循環させる必要があるわけです。
部屋の中の空気を入れ替えるのにも、窓を開けたりしますよね。
しかし、自分を何一つ変えずに、と考える人は、窓を開けるという変化さえ抵抗します。
窓を開けたら、自分の身に変化が起きますからね。
実は、変化することと、維持し続けることは、同じだけの労力が必要になります。
つまり、どちらも大変なわけですよ。
変化を選択するか
維持することを選択するか
または、
停滞することを選択するか
どれを選ぶかは本人の自由です。
良い選択ができるよう、お祈り申し上げます。