2020.11.12 心理学講座 利己的と利他的1
先日、ネットで「利己的な遺伝子」という本を、その人なりに解説したページを読んでいました。
まあこの解説というか、内容が私には面白くて、つい読んでしまうんですよね。
で、その人の解説によりますと、遺伝子は絶えず戦っていて、勝つ遺伝子に共通するのは
「環境に適応すること」なわけです。
自然界は、弱肉強食ですから、すべての生物、植物が、生き残るため(遺伝子を残すために)全力で活動しているわけです。
しかし、史上最強と言われた恐竜でさえ、隕石の衝突という環境の変化に適応できず、滅んでいるわけですよね。
逆に、シーラカンスなどは、海中深くに身を隠すことで、3億年以上(と言われています)も、遺伝子は生き延びているわけですよ。
自然淘汰
これは何も遺伝子に限らず、私たちの日常生活でも同じことですよね。
どんなに優秀な技術を持っている会社であっても、その時の環境(社会が求めているもの)に適応できなければ、会社はなくなってしまうわけです。
また、どれだけ大したことない会社や技術であっても、そのときの環境に適応してしまえば、爆発的に売り上げを出して、生き残るわけです。
わかりやすいのがパソコンです。
今では、ほとんどのパソコンがWindowsかMacですが、昔はそれはいろいろなOSがあったんですよ。
歴史でいうと群雄割拠。
まさに春秋戦国時代のような感じです。
で、結果どこよりも環境に適応して天下をとったのがWindowsで、何とか生き残ったのがMacなわけです。
じゃあWindowsって、そんなに優秀なOSなの?
私的にいえば、これだけ普及してしまったからというのがある気がしますねぇ。
いいものより、使い慣れているものを人は選びがちですからねぇ。
そして、Windowsだって、未来永劫あるわけではないですからね。
もしかしたら、パソコンそのもののあり方が変わって、OS事態が大きく変わってしまうこともあるでしょうしね。
これもまた自然の摂理、なのでしょうかねぇ。
で、なぜこのような話をしているかというと、今回のお話の中で、ちょっと面白い表現があったからなんです。
次回から本題なります(笑)
お楽しみに