2020.11.1 人間だもの
以前後輩から「中原さんのコラムは、なんであんなに浮き沈みが激しいんですか?」と言われたことがあります。
当然でしょう。
カウンセラーだって人間です。
いい状態を見せることは、カウンセラーとして大切なことだと思いますし、リーダーであれば、皆さんに不安を感じさせないようによい状態を見せ続けるのは当然のことです。
でも、私からすれば、それって嘘なんですよねぇ。
どんな人間でも、いいときもあれば悪いときもある。
本当はその事をきちんと伝えた方がいいと私は感じるわけです。
もともと、このコラム自体「ぶっちゃけ」でやってますからね(笑)
ま、私はリーダーに向いていないと言われればそれだけのことなんですけどね。
子供は、親を見て「完璧だ」と最初は感じるわけです。
しかし、完璧でない親を見ていくにつれて、完璧でないことに腹をたてていきます。
本当に親が子供に教えてあげること。
それは「この世に完璧な人はいない、人は皆不完全なんだ」ということではないかと、わたしは感じています。
わたしはだれよりも「不完全」な存在ですからね。
ま、完璧になりたいとは思いませんが、「不完全」であることを恥じることもありません。
完璧でないからこそ、不完全だからこそ、人は努力し、成長する。
そう感じていますからね。
皆さんも、今の「不完全な自分」を、受け入れてあげてくださいね。