2020.10.20 人と関わるときに大切なこと
昔の話です。
当時住んでいた家の前の道を歩いていた時でした。
突然おばあさんに声をかけられました。
まあ普通なら誰だってちょっとびっくりしますよね。
私もびっくりしたわけですが、よく見ると、斜向かいに住んでいるおばあさんでした。
このおばあさん、とても気さくな方で、時々家の前で顔を合わせると、話しかけてくるんです。
今回もそうかな~なんて思っていたら、おばあさんは別の誰かと私を勘違いしたようでした。
で、それで話が終わるわけではありません。
そこから世間話になり、ほんのわずかな時間ではありましたが、楽しい時間をすごました。
人と関わるときに、ちょっとだけ大切なこと。
それは
相手に興味を持つ
ことです。
相手に対して興味を持つことができれば、自然と意識は相手の方に向きます。
そうすることで、実は相手も無意識で意識するわけです。
で、この方法を悪用したのが、いじめやいたずら、ストーキングなどですね。
相手を意識する方法は、相手に意識させる方法でもありますから、それが好意でも不快感でも、怒りでもいいわけです。
もちろん、これは相手の事を考えていませんから、結果相手に興味を持っている、とは言いがたいんですけどね。
相手の事をきちんと意識したとき、たとえ会話が続かなくても、関係はそれなりに構築が可能です。
ちょっとしたこと、些細な事でもいいわけですよ。
カウンセリングが全ての癒しの入り口であるように、興味を持つ事が、コミュニケーションの入り口かもしれません。
自分の意識がどこを向いているのか。
ここの気がつく事は、とても大切ですよ。