2020.10.13 ネットの記事より
ネットの記事に
多くのポーランド人が日本に救われた。知られざる1920年の感動秘話
というのがありました。
まあ読んでみたら、大変いい話なわけです。
このようなお話は、意外とたくさんありますよね。
多くのユダヤ人を救った杉原千畝さんや樋口 季一郎さんとか、和歌山沖で座礁したトルコの軍艦の遭難者を救助したエルトゥールル号遭難事件とか、敵国の兵士を戦闘後に救助した駆逐艦「雷」「電」とか。
この手のお話は、日本に限らず世界中にありますよね。
今回のポーランドのお話もそうですが、基本的に日本人は「人を助ける」ことがほんとうは 好きな民族なんじゃないか、と感じるときがあります。
情けは人の為ならず
私がよく使うことわざですが、人に情けをかけると、周り廻って自分に還ってくるという意味です。
実際、記事にあるようにポーランドの人たちは阪神大震災の時に被災児たちをポーランドに招いたりしていますからね。
自分がした行いが、いつか自分に還ってくる。
それがいいことであっても、悪い事であってもね。
今回の記事では、愛を与えればきちんと周り廻って、愛が還ってくるというわけです。
ポーランドの子供たちが日本を離れたのが神戸港で、阪神大震災の被災地もまた神戸。
この辺も何か縁があるのを感じてしまうのは私だけでしょうか?
今私がクライアントさんや友人にしていることは、昔誰かにしてもらったことを還しているだけなのかもしれません。
そして、自分が昔人を傷つけた分だけ、それが還ってきているだけなのかもしれませんね。
まあどう頑張ったって、誰も傷つけずに生きていくことはできませんし、全く傷つかずに生きていくこともできません。
お互いが傷ついて、傷つけられて、そして傷を癒し、乗り越えて成長していく。
だからこそ、傷つくこともまた成長のためには必要だし、大切なものでもあります。
そこには、純粋な「愛」だけが、人の心の一番奥にあることを、気づかせてくれるのかもしれませんね。