2020.1.11 心理学講座 逃げる男性の心理(結婚編)

以前聴いたお話で、男性が一番浮気するのは、妻が妊娠しているときである、というのがありました。

まあ浮気するかどうか、浮気の理由が妊娠とどのような関係があるのかはさまざまな理由があるでしょうが、先日友人と話をしていて、ふとこんなことを感じました。

男性の本質を見るには、結婚か初産の時の状態を見るのが一番わかりやすいかもしれない。

男性にとっても女性にとっても、結婚にしろ、初産にしろ、人生の一大転機なわけです。

とりわけ、女性は苗字が変わったり、身体が変化したりと、変化がわかりやすくおきますから、心の準備もしやすいですし、腹もくくりやすいわけです。

しかし、男性は、その変化がわかりやすくないんですよね。

女性に比べて、身体や苗字など、わかりやすいものが変化するわけではなく、責任や経済力など、わかりにくいところから変化し始めますのでね。

実際に合った話で、結婚の話になった途端、彼が冷たくなって連絡が来なくなったとか、結婚してラブラブだったのに、子供ができた途端ハラスメントが始まったとか、そういう話はよくあるわけです。

男性は、女性に比べて「家族を持つ」とか「父親になる」ことに、時間をかけて覚悟を決めていきます。

その間は、自分との葛藤であったり、責任と向き合ったりする時間なんですよね。

それができないとき、浮気に逃げたり、ハラスメントで逃げたりするわけです。

向き合えない男性。

恋人としては申し分ないわけですが、人生の伴侶としては、向いていない人といえるかもしれません。

そういう人を選んだ場合、まあ女性は覚悟を決めるしかないわけです。

選び直してもいいんですけどね。

結婚時や初産の時に相手が見せる態度。

それは、倦怠期や逃げる選択をしたときにとる態度と、非常に似ているということ。

そう考えたら、言葉ではない部分で、男性はたくさんの情報を女性に向けて発信しているわけですよね。

大切なのは、それがあるからダメ、というわけではなくて、それが許容できる範囲内かどうか。

許容できる範囲内であれば、お互いがコミュニケーションをとることで、なんとか続けていくことは可能でしょう。

ですが、許容できない場合や、許容範囲を超える場合、コミュニケーションが取れないときなどは、それは自分の手に余ることになるわけですから、誰かの力を借りるか、もう一度選択をやり直すことになるわけですよね。

そこで「失敗したくない、傷つきたくない」から、結婚しない、子供はいらない、となると、それは自分自身が逃げていることになりますから、同じ穴の何とやらになってしまいます。

パートナーシップは、絶えず向き合うこと。

そして、相手に対する感謝の気持ちを伝えること。

これをおろそかにしてはいけないわけです。

でないと、何度も同じことを繰り返してしまいますからね。

そうならないためにも、しっかりと自分自身と向き合っていきましょうね。

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