言葉のクセ

一人暮らしの人は要注意! 危険な「独り言」とは?

という記事がありました。

まあ独り言は言いますねぇ。

私の場合、特にネガティブなときにね(笑)

記事によれば、良い独り言と悪い独り言があるそうで、私の場合、悪い独り言にあたるようです。

ま、昔からの癖ですからね。

例えば、テレビに突っ込みを入れるという独り言は問題ないわけですが、それが批判的な内容の場合、まあストレスがたまっているといえるでしょうね。

同時に、心理学的に見れば、批判的な独り言は、権威や権力に対して怒りを持っている場合が多く、自分を責めるような独り言の場合は、自虐的快楽の傾向があったりするわけです。

独り言というのは、ほとんどが無意識で発している言葉でもありますから、口癖と同じだと私は感じるわけです。

口癖というのも、本来意識して話していることではありませんからね。

無意識でしていることは、思考や意識がかかわっていない、無意識の直接的な表現ともいえるわけです。

カウンセラーは、これを読み取ってカウンセリングをするわけですよね。

例えば、恋人が家族の話をしたときに、いつも父親や兄弟の話はするのに、なぜか母親の話があまり出てこない。

これは無意識に、母親を避けているか、排除している可能性があるわけです。

同時に、母親の話しか出てこない、というのも、何かあると感じるわけですよ。

スピーチのように、意識的に話すことが決まっている場合は別ですが、無意識に話しているときは、意外と本人の本質が出やすいといえるでしょうね。

こんな例もあります。

普段はおとなしくて静かなのに、ひとたび仲良くなると、まるで子供のようにはしゃいで、じっとしていない、言葉遣いも荒くなる、とかね。

他にも、私は自分のことを「私は」とか「自分は」という言い方をしますが、よく子供などでは「えりこはね」という感じで、1人称に名前を使う人がいたりします。

また、相手を呼ぶ時でも「あなた」とか「おまえさん」とか「おまえ」とか「きみ」とか、それぞれ言い方があるわけですが、この一人称、二人称の呼び方は、ある程度親しさなどがあったり、心を開いているかどうかなどの目安としてみることもできるわけです。

これも本人が意識しているわけではなく、無意識に出ている言葉なわけですが、こういった些細な言葉の中に、意外と重要な心の情報が隠れていることもあるんですよねぇ。

独り言を有効な手段として使う場合、自分の独り言は自分自身がちゃんと聞いている、ということを自覚すればいいんですよね。

自分と対話する。

それは自分を理解するためには、必ず出てくる言葉ですからね。

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