自死について(再掲載)
動画を見ていて「韓国の子供の3人に一人が死にたいと考えたことがある」という話がありました。
で、ちょっと調べてみたのですが、確かに韓国の自殺率は高いものがあります。
日本は昔は自殺率が高かったのですが、最近では数字的には減ってきていますよね。
ただ、だからといって自殺する人がいなくなったわけではありません。
昨年私の小学校時代の同級生が、自殺したと聞かされました。
ずっと県外に単身赴任していて、まだ子供も小学生で、2018年の正月に偶然温泉で会った時には、元気だったんですけどね。
一言相談してくれれば、と思ってしまうのは私の傲慢さでもあります。
カウンセラーなんて、そんなに万能ではありませんからね。
私が日韓問題をよく見ている理由の一つに、対岸の火事ではないという認識があるからです。
私の感覚として、日韓とも、個人が抱えている問題って、対象の違いはあってもあまり変わらないのではないかなと感じるわけです。
そうすると、なぜか隣の国のほうがわかりやすい、というか目立つので、そこから「日本でも同じようなことが起きていないか」と推測するわけです。
実際、日本の若年層の自殺もかなりありますからね。
自殺を考えるというのは、個人の問題かもしれませんが、自死遺族や友人たちなどは、やはりすごく自分を責めてしまったりします。
以前にも講座などで書いたことがありますが、自殺は自分を愛してくれている人、自分を大切に思っている人だけを傷つけてしまいます。
そして、自殺したからといって、問題が解決するわけでもありません。
自分を愛してくれる、大切に思ってくれている誰かが、問題を引き継ぐだけなんですよね。
私が伝えたいことは
自殺は、自分にとって一番望まない結果になるだけ
だから、選択するならよく考えてくださいね、ということです。
よく考えた結果、それでも死を選択したくなったら、ぜひ一度私とお話ししましょうね。