自分のアイデンティティ(個性)を持つには
久しぶりに友人から連絡がありました。
その内容は
自分のアイデンティティ(個性)を持つには、どうしたらいいですか?
いきなり高度な質問ですねぇ。
というわけで、今回は個性のお話です。
個性というのは、言葉の通り、「個(自分)」にあってみんなにはない、その人をイメージさせる特徴でもあります。
言い換えれば、みんなと違うところ、といった感じでしょうか。
それは見た目的なものであったり、癖や雰囲気的なものであったり、ものの見方や考え方、こころの在り方など内面的なものであったりします。
自分には何の個性もない。
そう感じている人もいるかもしれません。
でも、もし本当に個性がない人であれば、その人には何の特徴もない、ということになるんですよね。
まあそんな人はいないわけですから、皆さんなにがしかの個性はあるわけです。
ただ、自分の個性をどうとらえているか、というところには、いろいろと問題があります。
本来個性というのは「人とは違う」自分なわけですから、実はコンプレックスと関係性が強くなるんです。
すると、自分がコンプレックスを感じているところって、それは自分自身の個性である、ともいえるわけです。
で、問題が何かわかりますか?
自分の個性を嫌っている可能性が高いんですよね。
自分のコンプレックスを嫌っている人ほど、それが個性だと認めたくありませんから、それを「個性」とカウントしないわけです。
で、結果として、自分には個性がない、という結論になってしまったりします。
コンプレックスを個性と受け入れられることがもしできたとしたら、コンプレックスはキャラクターという名前になり、「自分」の切り札になりえるわけです。
まあ私なんかは、すべてにおいて個性がありすぎることが、コンプレックスだったりするんですけどね(笑)