自分に誠実に生きるとは
自分に誠実に生きることと、妥協すること。
選択は他にもあると思います。
世の中うまく渡って行こうとしたり、楽な生き方をしようと選択したら、妥協した方がいいわけですよ。
楽ですからね。
でも、楽であることと、幸せであることは、必ずしもイコールではない。
じゃあ、誠実に生きることの方がいいのか?
これも、痛し痒しなんですよ。
誠実に生きた結果、得られるものって少ないのかもしれません。
得られるものは、自分の思いを貫いたという矜持だけ。
それでも、誠実に生きるという選択には、私はメリットがあると思っています。
ここで注意点ですが、誠実に生きるというのは、自分嘘をつかず、人に対して誠実に、正面から向き合い、自分の思いをブレさせないこと、という定義と考えてみてください。
面白いのが、自分と人に対して誠実に向き合った結果、ほとんどがお互いにとって最高の結果が得られます。
誠実であることって、人と信頼関係を築いていくためには、必要不可欠のものなわけです。
ただ、それが自分の私利私欲のためであっても、同じ結果が得られる時があります。
言い換えれば、誠実でなくても、信頼関係を得ることは可能なんです。
しかし、この場合どこかで必ずほころびが生まれます。
結果として、自分自身のためですから、どこかで信頼関係を壊す行動をします。
これが自分に誠実であるかどうかの違いなんですよね。
自分のため、というのは、他人は入っていないわけですからね。
実際に自分に誠実であったかどうか
それは、結果が教えてくれます。
誠実に生きることは、決して楽なことではありません。
それでも、誠実に生きることは、自分に誇りを持つことができる、大切な生き様なのかな、と私は感じます。
皆さんは、自分に誠実に生きていますか?