罪悪感の数え方
フェイスブックで、友達申請がたま〜に来ます。
ただ、友達になると、必ずラインに誘われるわけです。
ん、なんか変だぞ。
そう思い、調べてみました。
そしたら、どうも「ライン詐欺」なるものがあるらしいことがわかりました。
フェイスブックで友達申請して、受理されたらラインに引き込み、ラインでつながったら、骨の髄まで搾り取られる。
みたいなことがあるらしいです。
昔から、様々な「知能犯罪」というのがありますが、その知能を世の中のために使えば、すごく力を発揮できると思うわけです。
ですが、まあそうしないから詐欺行為になるわけですよね。
人をだましたり、傷つける行為をすると、普通は罪悪感を感じます。
しかし、100円をネコババしても、3億円を盗んでも、罪悪感は同じなんですよね。
つまり、金額や被害に関係なく、1回分の罪悪感なんです。
しかも、二度三度と繰り返す人というのは、罪悪感が2〜3個になるのではなく、1個分なんです。
100円をネコババして、罪悪感が1個分。
次に1000円をネコババしたら、なんと罪悪感は1個分のまま、なんです。
ここで2個分にならないのは、行為である「ネコババ」に対して罪悪感があるので、回数ではなく、行為そのものに罪悪感は1個、になるわけです。
例えば、痴漢を二回したとしたら、罪悪感は痴漢行為そのものですから、1回分です。
痴漢とひったくりをすると、痴漢で1個、ひったくりで1個になり、合計2個になります。
ですが、痴漢とひったくりをセットで2回目、となったら、これは前回のままカウントされないので、2個のままなんです。
つまり、罪悪感は、同じ行為に対して、カウントされないわけです。
もちろんこれは、犯罪者や自分勝手な人のパターンであって、皆が皆そうというわけではありません。
罪悪感の感じ方は、人によって違います。
その大きさも、重さもね。
人を傷つけても、罪悪感が小さい人もいれば、相手の歩行をちょっとじゃまをしただけで、すごい罪悪感を感じる人もいます。
犯罪を犯す人って、罪悪感を感じないか、罪悪感を感じることがマヒしているか、なれちゃっているか、なのかもしれませんね。
10回遅刻したから、罪悪感10個分ではなくて、遅刻そのものに対して、罪悪感1個と考えれば、回数は関係ない、となるわけです。
浮気やDV、ハラスメントも同じかもしれませんね。
そう考えたら、心をマヒさせるって、すごく危険なんじゃないだろうか、と感じてしまうのですが、皆さんはどう思われますか?