確証バイアス
確証バイアス
というのを、みなさんご存知でしょうか?
ホームページで調べてみると
仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと
自分の見たいものだけを見て、見たくないものには目を背ける
という意味ですね。
実はこの確証バイアス、日常生活でもしょっちゅう身近に起こっておりわけです。
人はどうしても相手の言っていることや事実が受け入れられない時、自分にとって都合がいい情報や現実だけを受け入れ、自分にとって都合の悪い情報や現実を、初めからなかったこととして扱ってしまうわけです。
典型的なのは日韓問題。
もっと身近では、人の話を全く聞かずに、自分のことを主張し続ける時なんかもそうですね。
誰だって、自分にとって都合の悪い話なんて聞きたくはないわけです。
受け入れるのだって抵抗がありますよね。
でも、自分にとって都合の悪い事実であっても、その内容を聞き入れた上できちんと話をしないと、結果として独りよがりな内容になってしまい、相手が納得してくれなかったり、賛同をもらえなかったりします。
で、確証バイアスで動いている人って、根拠を突かれたり、論理性が崩れたりしてしまうと、逆ギレをすることが多いんですよね。
確証バイアスって、相手を騙しているつもりなんて全くないんですよ。
自分が正しいと信じきってますからね。
でも、結果としてその正しさが間違いであることを認められないがために、嘘を積み重ねていったりすることがよくあるわけです。
まあ自分と向き合えない、自分を受け入れられない人が、確証バイアスに陥るのでしょうね。
彼を知り、己を知れば百戦危うからず
孫氏の兵法の言葉ですが、この当時から確証バイアスにはまり込んで失敗を繰り返す人がいた、というのがよくわかる言葉かもしれませんね。
自分が確証バイアスに陥っていないか、時々自分の口癖をチェックしてくださいね。