男性がセックスを求める時の心理2
さて、前回男性がセックスを求める時の心理を、大雑把に分けてみました。
① 好奇心・快楽
② 恐れの解消
③ 怒りの発散
④ ②と③の混合
今回はこれらについての解説です。
① 好奇心・快楽
若い人など、性に興味を持ち始めると、まずは好奇心から相手を求めたりします。
同時に、快楽を求める場合も、同じように相手を求めます。
これは、若い人やロマンスにはまった大人に多い傾向かなと感じますね。
② 恐れの解消
英雄色を好む
なんて言葉があるように、まあそういう方はそちらの方もお盛んなわけです。
私の個人的な考察ですが、絶えず命の危険にさらされている(と感じている)人ほど、遺伝子を残したいと思うのかどうかはわかりませんが、性的衝動が強くなるみたいですね。
同時に、恐れから逃れるために女性=母親に逃げ込むという、子供時代の感覚があるのかもしれませんね。
③ 怒りの発散
これはカウンセリングをしていて感じたことなのですが、怒りの抑圧が強い人ほど、性的欲求も強くなる傾向があるんじゃないかと感じます。
ただ、怒りを抑圧しすぎると、完全にレスになってしまうという恐ろしさもあります。
夫婦間のセックスレスは、多くの場合怒りの抑圧が原因の一つとして考えられますからね。
④ ②と③の混合
恐れと怒りがセットの場合もあります。
こういうタイプの人は、とにかく浮気癖が治らない人に多い感じがします。
理由としては、怖いから逃げる
逃げるために浮気する
単純にこれだけなんですが、ここに怒りが入り、さらに怒りのベクトルがどこに向いているのかによって変わってきます。
例えば、自分自身に怒りのベクトルが向いていたら
怒りを自己攻撃に向け、かつ怖いから逃げる
そのために、浮気をする
という構図になってきます。
この辺りは心理学講座「怒りとけんかのコミュニケーション」でも書いておりますので、そちらの方もご覧ください。
最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。