男の面倒くさいは問題の始まり
心理学講座の「面倒くさい」という人の心理」
の続きになります。
よく男女の会話などで、男性が「面倒くさい」と思ったり、そう言葉にしたりするときがあります。
実は、こういうときの男性の「面倒くさい」には注意が必要なんです。
なぜなら、男性が面倒くさいと思って何もしないでいると、女性からいつの日か必ず怒りをぶつけられますし、それが取り返しのつかない問題に発展したりすることもよくあるわけです。
男性は、思考が合理的に判断するようになっていますので、女性に対して非合理的に感じることについて、面倒くさいと感じるわけです。
ですが、実はその面倒くさいことをきちんとやらないと、結果何一つ合理的に物事が整理できなくなるわけです。
合理的、というのは、無駄に感じることを排除することではなく、将来的に必要であれば、今は無駄と感じることであっても、きちんと手をつけることもまた合理的なわけです。
つまり、男性が考える合理的とは、今の自分にとって無駄かどうかだけであって、将来の無駄には全く合理的に考えていないということになります。
そうすると、男性が「面倒くさい」と切り捨ててしまうものは、将来的にそれが問題として降りかかってくる可能性が非常に高くなるわけです。
そもそも、合理的に物事を考える、ということ自体を、男性は勘違いしているのかもしれません。
理由としては、合理性の中には、将来に起こるであろうリスクについても考える必要があるわけです。
ですが、男性は元来臆病な生き物ですから、リスクを考え出すと止まらなくなって身動きがとれなくなってしまうわけです。
ですので、リスクですら排除したものを合理的ととらえているのかもしれません。
男性が思う「面倒くさい」は、問題を先送りにするだけか、問題に気づいていながら、見て見ぬふりをしているのと同じこと。
もし男性が「面倒くさい」なんていっていたら、そこに問題があると思って、よく観察してみてくださいね。