最近流行ってるみたいですねぇ
皆様は「アマビエ」というのをご存知でしょうか?
最近ネットなどで話題になっているそうで、スマホの待受などにするといいそうです。
さて、このアマビエですが、これは未来を予言する妖怪の一種で、似たような妖怪に件(くだん)などがあります。
江戸時代などに海から人前に現れ、良い予言と悪い予言をして「私の姿を絵に描いて皆に配りなさい。その絵を家に飾っておくと、災い避けになる」といい、数日後に亡くなるんだそうです。
面白いのは、今になってこういった妖怪が有名になるのが不思議な感じです。
小説の「虚構推理」でも、件(くだん)が話の中に出てきますしね。
妖怪と言われて、一番初めに思い浮かぶのが水木しげる先生という方も多いと思います。
ある意味、水木先生は妖怪博士ですからね(笑)
これだけ先端技術が進んだ日本であっても、妖怪の話が巷を席巻するあたり、日本人の精神性というか、気質が感じられるところだと思います。
それだけ、日本人は自然と精神性を大切にしてきた民族なんだなぁ、と感じるわけです。
そもそも、アマビエが流行っているのも、コロナの影響と私は感じますしね。
江戸時代は今回のような感染症が蔓延した時には、色々な対処法をしていたという動画を見ました。
正月に災いを家に招き入れて接待し、帰る時に
「また来年起こし下さい、ただし来年まで来ないでください。」
という風習がある地域があったり、
疫病に詫び状を書かせて、それを家に貼り付けておくことで、災いよけにしたりしていたんだそうです。
どうやって疫病に詫状なんて書かせるの?
なんて疑問を持つのもごもっともです。
どうやって詫び状を書かせたか、というのは、皆さんで調べてみてください。
好奇心は、疑問を持つことから始まりますからね。