才能が“発芽”する条件
東洋経済オンラインに
才能が「芽を出す子」の家庭に揃っている3条件
というのがありました。
その才能が“発芽”するには次の3つの条件が必要なんだそうです。
1. 食べ物(植物でいう水に相当)
食べ物や水といった生きていくうえで必要な栄養は必要になります。
どちらも与えすぎたり、与えなかったりしたら、植物は枯れてしまいます。
トマトなんかは、水を与えないほうがおいしく甘くなったりしますしね。
その子に合わせた、適切な食事を取ることは当然必要でしょう。
2. 家庭内の安定した雰囲気(植物でいう空気に相当)
植物は空気(酸素)がないと発芽しませんが、子供にとっては、家庭内の安定した雰囲気がそれに当たります。
家庭内が不和であったり、けんかばかりで安定感や安心感のある雰囲気を感じられないとしたら、才能の“発芽”は難しいどころか、子供に将来にわたる心の傷を残してしまうかもしれません。
3. 愛情(植物でいう温度に相当)
植物は適切な温度でなければ育ちません。
温度が高すぎても、低すぎても枯れてしまいます。
子どもに対しても、愛情をかけすぎても、かけなさ過ぎてもいい影響を与えることはできません。
私が昔から言っている「何事もほどほどがいい」ということと同じ意味になります。
まあ、過保護に育てると、子供の才能は伸びないよ、ということでね。
子どもの才能を伸ばすことって、難しいんですよ。
そりゃあ英才教育をすればそれなりに才能を伸ばすことだってできるでしょうし、結果を出すこともできるでしょう。
それが子供がやりたいことと一致していれば、ですけどね。
でも、そうでなければ、子供は「親が喜ぶから」「親がそういうから」と、自分の意志ではないところで才能を伸ばさなければいけなくなるわけです。
これは成長した時、子供にとって大きな重荷になってしまいます。
子どもには無限の可能性があります。
その可能性を親が信じること
そして、子供にいいことも嫌なことも、いろんなことを経験させてあげることが、子供の才能を伸ばす一番の方法ではないかと私は感じています。
ま、親としては健康に育って、幸せになってくれればそれでいいんですけどね。